1. 生活習慣病抑制作用
生活習慣病とは、高血圧や、脳卒中、心臓病、糖尿病等の総称です。
一昔前は【成人病】なんて言われていましたが、最近は【生活習慣病】と言われる事が多いようです。【生活習慣病】と呼ばれるようになった理由は、これらの病気の進行には、食事、運動、喫煙、飲酒等生活習慣が関わっている事が、近年わかってきたからです。この生活習慣病患者は、日本国内に1,300万人以上とも言われています。
オキアミには良質のオメガ3が含まれれています。オメガ3とはDHAやEPAの事です。
オメガ3には、中性脂肪や悪玉コレステロールを減少したり、血液の流れを良くする効果があり、生活習慣病の予防や、症状の改善等にも有効であることがわかっています。
実際に、クリルオイルを1日1グラム摂取する実験では、90日後に悪玉コレステロールが39%減少、中性脂肪が26%減少したと言う結果が出ています。
また、この血液サラサラ効果は、青魚のサラサラ成分とも比較を行っていましたが、クリルオイルが断然良い結果となりました。米国では、クリルオイルは青魚のサラサラ成分の3倍の効果があると言われています。
2. 関節痛にも有効
クリルオイルは関節の炎症を促すプロスタグランジンの産生を抑える効果があることがわかっています。実際に関節リウマチや変形性関節症の患者さんにクリルオイルを300mg摂取してもらうと1週間~2週間で有意に改善したとする実験結果があります。
日本での関節炎患者数は約1000万人とも言われており、政府もロコモティブシンドローム対策をスタートしています。また、加齢に伴う関節炎のみならず、ゴルフやマラソン、テニス等関節を酷使するスポーツにも有効だと言われています。
3. PMSや月経困難症
海外の研究ではPMS(月経前症候群)と月経困難症の症状の緩和に有効であることがわかっています。PMSと月経困難症の患者数は合わせて1,300万人程度と推測されており、5~6人に1人の女性が罹患している計算になります。PMSとは、生理前1週間~生理スタート時、または、スタートして数日間まで、胸のハリ、下腹部の痛み、イライラやうつ状態など、人によって様々な症状が確認されています。これらの症状の原因は、女性ホルモンのバランスの乱れ、ビタミンの不足やストレスと言われていますが、関節炎同様、プロスタグランジンの過剰な産生も原因として考えられています。
実際に、クリルオイルを摂取すると上記のような症状は緩和されるという実験データも確認されています。
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